忙しさを理由に、自身も2か月余りぶりとなる地元渓流でしたけれど、すでに渇水と高水温期を迎えているのは明白。
最近まとまった降雨もなかったので、厳しい釣行になるかも…というのも想定内で川に向かいました。
初日の午前の部は5時入渓。
早速水温を計ってみると、やはり既に19~20℃。まぁ、こうなればむしろ狙いどころははっきりするので、あとは魚の密度の濃い区間を早く見出さないと、と伝えて実釣スタート。
そうこうしているうちに待望のファーストフィッシュ!
「いきなりこんな良い魚が出迎えてくれるなんて…」と、あまりのあっけなさに驚きつつ記念撮影。
入渓前は苦戦の予想もあったはずなのに、そこからはチェイス&バイトが途切れることなく続く好反応。
こうなると、あれやこれやの疑問やそれに係る対処など、スキルアップにとってはとても好条件です。魚が居て、釣りが成り立つからこそ。当たり前のことのようですが、実はとても奇跡的で素晴らしいこと。
後追いでたまにキャストする僕にも9寸弱、長さの割に太いグッドコンディションが。Leaf-rootsをがっぷりと噛んだ艶めかしい魚体をSさんも堪能してくれて大喜び。
これだからこそ渓流釣りはやめらんないんだよね、と(笑)
陽が高くなってくるにつれ日陰もなくなってきて、気温も一気に上がってきたところでストップフィッシング。時計を見たら9:30でした。
川の中を歩いている時は「結構暑くなってきましたね」なんて言ってたのですが、川から数メートル離れた途端に凄まじい熱気にまとわりつかれた感じがして。
それ以降はもう「暑い」しか言葉が出なくなり釣りどころではなくなりました(^^ゞ
夏期に福井の渓流、それも比較的標高の低いエリアで釣りをするのであれば、やはり早朝と夕方に集中して釣をすることをおススメします。
35℃を超える猛暑が続いていますから、過信をせずゆったりとした気持ちで余裕を持って行動されることを願います。無事に帰ってこその遊びですのでね。
さて、昼食と昼寝をはさんで15時頃から午後の部に向けRGS再開です。
実は昨年放送された釣りビジョン『クローズドフェイスリールと渓流ベイトで愉しむ夏の九頭竜川水系』を観て以来、是非訪れたいと思っておられたという竹田川へ。
しかし入渓早々「うわ、温(ぬる)っ!」と、懸念通り既に水温が24℃もあり心配が先立ちましたが、ここでも区間さえ間違わなければ10~13cmほどのサイズなら無数に確認できる状況でした。
大物は出ませんでしたが、魚たちは思いのほかたくさん、且つ元気でいてくれてることが確認できて良かったです。
Sさんにしても、これぞRGSと午後の部でも更なるレベルアップを実感いただけたようでなによりでした。
翌日は帰京の飛行機の都合で午前中のみの釣行。
前日入った区間の上下を探りましたが、やはり10~13cmほどの無限チェイスで状況はほほ笑ましく。
もう少しましなサイズをと贅沢な望みは叶わなかったものの、レンジやレーン、スピードを外さなければちゃんと答が返ってくる状況下で、Sさん曰く、今までの釣り歴の中で抜群の面白さを味わい、レベルアップを実感できた二日間だったと仰っていただけるようなRGSにできたことが重畳でした。
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